2004.10.15 最高裁判決日の関西訴訟団 (桑原史成 撮影)
チッソと国の水俣病責任を問うシンポジウム No30
水俣病関西訴訟 最高裁判決20年
切り開いた地平と、残る課題を考える
11月24日(日)お茶の水 連合会館 2階会議室
13時15分 開場 13時30分―17時
参加費1000円(学生、車イスと介助の方 半額) 会館Tel 03-3253-1771
2004年3月、最高裁で、「国と熊本県にも水俣病賠償責任がある」との判決が確定しました。提訴から22年、1995政府解決(対象者を水俣病とは認めない)を受けずに続けた、チッソ水俣病関西訴訟団の勝訴です。
この判決に励まされる形で、地元での認定申請が急増。新たな裁判も多々起こされ、2009水俣病特措法で二度目の広範救済が行なわれるに至りました。しかし、それでも未認定問題が終わらず、熊本・鹿児島・新潟で認定申請中の人が1500人、水俣病の認定や補償を求める裁判は全国で10件が係争中です。 なぜ、同じ闘いが繰り返されねばならないのか? 全国から支援し続けた関西訴訟を振り返り、その成果と今に続く課題を考えます。
13:30 開会=上映開始
■上映 「水俣へ続く道」上告取り下げ要求署名 東海道行脚の記録 30分
原一男監督「水俣曼荼羅」冒頭部 約 20分
■お話 関西原告 判決とその後の20年 小坂 勝弥(京都・水俣病を告発する会)
国が補償責任を負うべき3つの理由 久保田好生(東京・水俣病を告発する会)
■現場からの報告
胎児性患者の近況 松永幸一郎・加藤タケ子(胎児性小児性患者・家族・支援者の会)
新潟の現状と第二次行政認定義務付け訴訟 萩野直路(新潟水俣病訴訟を支援する会)
水俣の現状と被害者互助会認定義務付け訴訟 谷 洋一(水俣病被害者互助会事務局)
■朗唱 砂田明 作「起(た)ちなはれ」 白木喜一郎 (「天の魚」舞台監督)
・コロナ対策は特に行いませんが、必要に応じ、ご自身のマスクはご用意ください。
・映画上映に時間を要するため、開場から15分後に開会=上映開始となります。
・オンラインによる一般公開は行ないませんがご了承ください。
主催 チッソと国の水俣病責任を問うシンポジウム実行委員会
東京・水俣病を告発する会 協力 最首塾
東京都千代田区神田淡路町1-21-7 静和ビル1A
TEL/FAX 03- 3312-1398 y-kbt@nifty.com
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